【ミライラストレーターPROJECT】「イラストレーター活動アンケート」を実施しました!
2018年06月25日 18:00

今回は5月21日~25日にかけてに実施させていただきました、「ミライラストレーターPROJECT」第5回企画のご紹介を掲載いたします!

改めまして、今年で設立10年目を迎えるサーチフィールドは記念すべき節目の年に、GIKUTASを中心として現在「ミライラストレーターPROJECT」を行なっております。


10年後にも続くようなクリエイターの皆さまのつながりを作るをテーマに

・第1回 キックオフ・ミーティング
・第2回 セミナー
・第3回 ママイラストレーター座談会(前編)(後編)(アンケート
・第4回 クリエイター交流会

と定期的にイベントや企画を開催しております。


第5回はイラストレーターの皆さまを対象として、現在の活動状況をお伺いしたアンケートの結果となります。
今回は計208名の方にご回答をいただきました。
ご協力くださいました皆さま、ありがとうございました。

現在イラストレーター活動をしている方はもちろん、これから目指したいと考えている方やイラストレーター以外の皆さまにも、ぜひこの機会にイラストレーターとして働く方々の活動状況を少し知っていただけましたら幸いです。

※本アンケートは、弊社が独自に行ったアンケートの結果に基づくものであり、恐れ入りますが本来求めるべきアンケートの信頼度などは考慮しておりません。あくまでも一つの結果として、参考程度にご覧いただけますと幸いです。


■性別を教えてください。

今回は女性165名、男性43名と、女性の方に多くご回答いただきました。


■年齢を教えてください。

20代後半(26~30歳)の方が4割近くとなっておりますが、20代前半(20~25歳)・30代前半(31~35歳)・36歳以上の方もそれぞれ約2割程度となりました。
20歳未満の方も約0.1割となり、早い時期から仕事として活動されている方もいらっしゃるようです。


■お住まいの地域を教えてください。

関東地方が約5割近くとなっておりますが、次いで近畿地方が約2割、さらに中部・北海道・沖縄地方がそれぞれ約1割、さらに少数ではありますが四国・中国地方や海外で活動されている方もいて、やはりイラストレーターというお仕事が場所を選ばず可能なことが伺えます。


■ご結婚はされていますか?

独身で実家暮らしの方が約5割、独身で一人暮らしの方が約2割となり、独身の方が全体の約7割を占める形になりました。
既婚者の方は約2割で、その中ではお子さまがいらっしゃらない方の方が少し多いようです。
その他、少数意見としては「独身で友人とルームシェア」「同棲中」「シングルマザー」といった回答がございました。


■ペットを飼っていますか?(複数回答可)

飼っていない方が約6割、飼っている方が約4割となりました。
飼っている方の中で多いのがやはり猫や犬、次いで鳥やハムスター、魚などとなっており、独身で実家暮らしの方が飼っている割合が多いようです。


■イラストレーター歴を教えてください。

3~5年の方が約3.5割、次いで6~10年の方が約3割となり、合わせて全体の6割以上となりました。
1年未満と1~2年の比較的経歴の短い方が合わせて約2.5割、11年以上という経歴の長い方も約1割となっておりますが、年齢の割合も踏まえて見てみると、イラストレーターとして活動を開始するのは20代に入ってからの方が多いようにも見て取れます。


■現在は専業イラストレーターですか?それともほかのお仕事と兼業されていますか?

専業の方が約6.5割と多くなっておりますが、兼業されている方も約3.5割と少なくないようです。
自身のスケジュールや技術・能力などに合わせて、兼業という働き方も比較的しやすい職業なのではないかと考えられます。


■現在の主な仕事の内容を教えてください。

ソーシャルゲーム系が約6.5割と多く、次いで書籍・雑誌系が約1割、少数ではありますがブラウザゲーム系やコンシューマーゲーム系も複数回答がありました。
その他、少数意見としては「アニメ」「自治体、団体等のイメージキャラクター」「絵画」「個人依頼」といった回答もございました。


■仕事の依頼流入口で一番多いところはどこですか?

仲介業者が約7割と多く、次いでクライアントからの直発注が約2割となっており、どちらかからの流入が中心となっているようです。
友人や知り合いからの紹介が約0.5割で、以前勤めていた会社からの依頼と合わせて個人的なつながりが仕事に結びついていくこともあるようです。
かなり少数ではありますが、自分からの売り込みという積極的な動きをされている方もいらっしゃいました。
私たち仲介業者やクライアントが作家さまを探す際に、pixivやTwitterなどを利用することは多いかと思います。
そのため、直接の売り込みをしていない場合でも、pixivやTwitterなどへの積極的なイラスト公開が売り込みにつながっている場合は多いのではないかと考えれられます。


■現在いくつのお取引き先がありますか?

1~3社が約4.5割、次いで4~6社が約2.5割、それ以上の方も含めるとお取引き先がある方が約8割となりました。
逆に、定期的に依頼のある取引先はないという方も約2割となっており、収入はもちろんですが依頼の有無自体が不安定な方も多いようです。


■現在イラスト制作での収入(年間)はどのくらいですか?

50万円未満の方が約4割、51~100万の方の約1.5割と合わせると5割以上となっております。中でも、やはり兼業されている方の場合には、ここに該当するの方の割合が多いようでした。
その他、101~200万円の方が約2割、201~300万円の方が約1.5割で全体の3.5割程度、301万円以上と多くの収入を得ている方も全体の約1割となっております。


■イラスト制作で望む希望の収入(年間)はどのくらいですか?

今回のご回答では201~300万円と301~400万円の方が同程度で全体の約4.5割となりました。
もちろん収入が多い分には嬉しいことであるとは思いますが、現在の収入回答を踏まえると、現状よりももっと収入を増やしていきたいと考えている方が多くいらっしゃる印象となっております。


■1日の中で一番仕事が捗る時間帯を教えてください。

夜が約3.5割と多く、次いで深夜が約2.5割となり、いわゆる夜型の方が約6割、朝型の方が約4割という印象になりました。
兼業されている場合には夜しか作業ができない場合や、土日のみの作業になる場合もあるかと思いますが、労働時間が決められた一般の会社員と比較すれば、人それぞれ集中して仕事をする時間帯も選べる働き方なのではないかと思います。


1日の平均作業時間を教えてください。

一般的な労働時間を8時間と考えると、それが含まれる7~9時間が約3.5割と多くなっています。
ただしそれ以外の4~6時間の約3割、10時間以上も合計で約2割、逆に4時間未満の方も約1.5割となっております。
収入面も踏まえると、年間収入が201万円以上の方の多くが作業時間7時間以上に分類されており、収入と作業時間はある程度比例関係にあることがうかがえます。
ただし、多くの収入を得ている割に作業時間が短い方、作業時間が長い割りに収入が低めの方などもおり、収入と作業時間は必ずしも比例関係にあるわけではなく、案件の内容や個人の技術力などにもよって異なってくるのではないかと考えられます。


■制作作業中の環境を教えてください。

音楽を聴くが最も多く169人、次いで友人とボイスチャットをするが52人、ラジオを聴くが40人、特に環境作りはしない(静かな状態)が37人となりました。
また回答の選択肢に含まれておりませんでしたが、「アニメ・映画・動画などを流し見する」という意見がかなり多くありました。


■ひと月に休日(仕事をしない日)はどのくらいありますか?

カレンダー通りに土日休みを取った場合のひと月の休みは8~9日となりますが、回答で最も多かったのは4~7日で約4割、次いで0~3日で約3.5割となり、休みが少ない方が全体の約7.5割でした。
クライアントからの要望に左右される場合もあるかと思いますが、フリーのイラストレーターの方には在宅での作業をされている方が多いことを踏まえると、いつでも作業をできてしまうからこそ仕事のオンとオフの日を明確に分けづらいのかもしれません。


■下記3つの案件が同時に来た場合、どの案件を受けたいと思いますか?

それぞれ一長一短の内容を提示させていただきましたが、金額は普通~やや安いけど毎月定期的に依頼がある案件が最も多く約6割となりました。
金額の良さや余裕のあるスケジュールでの制作なども求める要素ではあると思いますが、定期的にしっかりとお仕事をもらえることが重要だと考えている方が多いのかと考えられます。


■仕事でトラブルが発生したことはありますか?

ない方が多く約6.5割ですが、ある方も約3.5割りと少なくありません。
具体的なトラブル内容としては
・想定以上にリテイクが多かったり、巻き戻りの対応(追加修正費なし)。
・制作途中での仕様やスケジュール変更。
・急に連絡が取れなくなる。未払い。
・フィードバックが非常に遅く、納期延長に伴って他案件へ支障が出る。
・自身の急な体調不良やマシントラブル。
などが多くあがりました。


■イラストレーターとして今の自分に一番不足していると感じるものは何ですか?

突出して多いのは背景画力:147人と構図・デッサン力:146人でした。
次いでデザイン力:108人、コミュニケーション力:78人、着彩技術:77人、情報収集力:75人、線画技術:45人、制作環境:38人と続いています。
イラストを描くための技術面だけでなく、営業や仕事を円滑に行っていくためのコミュニケーション力、流行のイラストや新しい技術を取り入れていくための情報収集力といったところにも意識が向けられていることがわかりました。
その他、少数意見として、作業スピード、忍耐力、違うタッチへの対応、時間、モチベーション、使用ソフトなどの理解などもありました。


■同人活動(イベントでの同人頒布)はされていますか?

活動していないが約6割と多く、やはり日々のお仕事に注力している方が多い印象となりました。
活動している人でも年1~2作品程度が約3割と多く、コミックマーケットやコミティアといった大型のイベントに合わせた活動をされる方が多いのかもしれません。


■健康診断は受けていますか?

毎年定期的に受けていると、数年に一度たまに受けているが合わせて約4.5割となり、もっとも多い受けていないが機会があれば受けたいが約5割となりました。実際に受けていない人は多いものの、健康を気にしている人や実際に行動を起こしている人が大多数となりました。

これから健康診断を受けたいと考えている方は、一度以下の記事なども参考にしていただけましたら幸いです。

【無料受診できる!?】フリーランスの健康診断
https://gikutas.jp/magazine/139


■確定申告はどのように対応していますか?

専門家に依頼しているも約1割となっていますが、やはり個人で対応しているが約8割と最も多くなりました。確定申告をしていない方も約1割となっていますが、これはおそらく申告が不要な方が多いのではないかと思われます。

確定申告には、これまでに以下のような記事などでまとめておりますので、参考にしていただけましたら幸いです。

【確定申告】これだけ読めば大丈夫!フリーのイラストレーターさん向け確定申告のやり方
https://gikutas.jp/magazine/14
【年末調整だけではNG!?】副業しているサラリーマンの確定申告とは?
https://gikutas.jp/magazine/168
【もう年度末に悩まない!】スムーズな確定申告にオススメの会計ソフト
https://gikutas.jp/magazine/171

 

 

 

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?
このアンケートを通して特に感じたことは、現状に満足することなく、もっとイラストのお仕事をして生活していきたい、活躍していきたいと思っている人が多いことです。

仕事の依頼流入口で仲介業者という意見が多かった結果からもわかるように、私たちサーチフィールドの活動がイラストレーターの皆さまの活躍につながることも少なくないのではないかと思います。

そのため、クリエイターの「活躍の場所を見つける」ことを企業理念する私たちは、皆さまの現状をよりよくしていくために、これまで以上に多くの方々にご依頼ができるようにし、皆さまに活躍の機会を提供できるように努めて参ります。

また、ご意見をいただきましたトラブルの事例を参考に今後のトラブルの防止や、今の自分に不足していると感じているもののご意見から課題感を解消できるような施策なども、考えていきたいと思います。

ご協力いただきました皆さま、誠にありがとうございました!