こんにちは!
GIKUTAS事業部ディレクターの岡崎です。
今回は「採用したいと思わせるポートフォリオの作り方」後編。
いよいよポートフォリオの作成開始です!
【ポートフォリオの内訳】
大きく分けてポートフォリオの内訳は
①表紙
②メイン(各種イラスト)
③奥付
の3つに分けられます。
「表紙」や「奥付」は必須ではありませんが、入れておくと完成度が高くなります。
細かい部分ですが、「丁寧に作業をやってくれそうな人かどうか?」は採用をする上での1つの判断材料となります。
ポートフォリオそのものも1つの「作品」として考え、完成度の高いポートフォリオを作るよう心がけましょう!
【表紙】
<タイトルだけでなくイラストも挿入する>
表紙には文字だけでなくイラストも掲載しましょう。
掲載するイラストは、なるべくあなたの得意ジャンルがパッとわかるように載せることが理想です。
キャライラストが得意なのに表紙が背景画だと、背景イラストレーターかな、と思われてしまいますよね。
確認者がポートフォリオを開いたとき、一発であなたがどういうイラストを得意としているのかわかるようなイラストを選びましょう!
<文字は見えやすいように注意する>
また、案外失念しがちなのが文字の視認性です。
文字が読み辛いとそれだけで、細かい気遣いが出来ないと思われてしまうかもしれません。
イラストと文字を重ねる場合は、見やすくなるよう縁取りを入れる、文字のまわりだけボカすなど、読みやすいように一工夫入れるようにしましょう。
【メイン】
<企業ごとに合ったイラストを1ページ目に持ってくる>
用意したイラストをどのような順番で並べるかは悩むところです。
明確な決まりはありませんが、1ページ目は送る企業に合わせて選ぶのが理想です。
前編にてポートフォリオで求められている内容の1つに「汎用性」を上げました。
とはいえ、企業にはメインとしている絵柄やジャンルに違いがあります。
例)乙女ゲー系、少年向け系、リアルファンタジー系、などなど……
企業ごとに合ったイラストをまず1ページ目に配置するようにしましょう。
<1つのページにイラストを載せ過ぎない>
上のポートフォリオ画像、どうでしょうか?
おそらくゴチャっとしてて見づらいと感じたと思います。
あまり1ページにたくさんのイラストを掲載してしまうと見づらくなってしまいます。
「丁寧に作業をやってくれそうな人かどうか?」の印象は、表紙や奥付ももちろんですが、メインのイラストが見やすいかどうかで大きく変わります。
1ページには1点、多くても2点までにするのが理想です。
ただし、例外があります。
アイコンやアイテムといった1点1点が小さくかつ関連性の強いイラスト、または差分といった合わせて確認した方が良いイラストは、1ページ内に収めるようにしましょう。
なお、PCで確認するなら拡大も可能ですが、面接の場では印刷されたもので確認が行なわれる場合もあります。
印刷されてもちゃんと見やすいサイズを保てているか、ポートフォリオが完成したら一度印刷して確認するようにしましょう。
<補足を入れる>
イラストだけでは確認できない内容は補足文を入れるようにしてください。
なるべく
・制作時間(日数ではなく、実際にかかった作業時間)
・制作時期
以上2点は記載するようにしましょう。
特に制作時間は制作スピードの確認として企業側も知りたい情報です。
また上記2点に加えて、可能であればどういったテーマ(カードイラストや広告など何を想定したものか)で制作したかや、制作に使用したソフト、仕事で制作したイラストの場合は制作する上でどういった点を心がけたかなどの補足文があるとより丁寧です。
ただしあくまで補足ですので、長文にはならないように注意しましょう。
※伝えたい内容にもよりますが長くても4〜5行までに抑えるのがベストです。
【奥付】
<過去の実績が一度に確認できるようにしておく>
表紙同様、奥付があると丁寧でポートフォリオの完成度が高まります。
奥付の内容ですが、プロフィールとして
・名前
・連絡先
は必須ですが、その他に
・自己紹介など一言
・あれば職務 & 仕事実績
も記載するようにしましょう。
別途で履歴書や職務経歴書を用意する場合が多いですが、奥付に記載しておくとポートフォリオだけでもこれまでの経験が確認できて丁寧です。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
就職や転職活動をはじめようとは思っているけど、ポートフォリオ作りに悩んでいるという方。
一度作ってはみたものの現在のものが良いかどうか悩んでいるという方。
今回の記事が少しでもポートフォリオ作成の参考になれば幸いです!
【今回のPOINT】
<ポートフォリオの内訳>
- 「表紙」と「奥付」を入れる
<表紙>
- 得意分野が何かわかるように
- タイトルや名前は見やすく
<メイン>
- 1ページ目のイラストは企業ごとに合ったものを載せる
- 1ページに載せるのは1〜2点(アイコンやアイテムは除く)
- 作成ソフトや時期、作業時間を記載する
- 補足文を入れる
<奥付>
- 過去の実績一覧も記載する
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