【ミライラストレーターPROJECT】第3回は「ママイラストレーター座談会」を実施しました!(後編)
2018年05月28日 18:30

前回に引き続き、今回は第3回イベント「ママイラストレーター座談会」レポートの後編を掲載いたします。

前編はこちら


【ご協力いただいた作家さまのご紹介】



 

――ここで二つほど、とみをさんからのご質問です。まずは「第二子について」。

とみを

やっぱり第二子は欲しいなと思っていて、そのタイミングがちょっと気になって
います。
おかぷぅさんと大鳳さんの経験として、第二子ができてから育児がより本格的に大変に感じるというようなことはあるのでしょうか?

おかぷぅ
うちはどちらの娘もすごく元気で一日中しゃべっているので、パワーはそのまま2人分使いますね(笑)
最近では長女がかなりしっかりしてきて、次女の面倒を見てくれたり、家事のお手伝いもよくしてくれるようになったので、少し楽になってきたかなとは思います。

大鳳
逆に、うちの姉妹は元々静かな方だと思います。
加えてお姉ちゃんは自分が上だと見せたいのに対して、妹はそれに特に関心がないみたいないい感じのバランスなんです。
なので、比較的育児の負担は少ない方ではないかと思いますね。
ただ一般的な話ですけど、3歳差だと長女と次女で入学や卒業のタイミングが重なってくるので……いろいろな面で大変ですよね(笑)

おかぷぅ
そうですよね(笑)
うちはちょうど上の子が小学生、下の子が保育園という状況になりました。小学校は色々と行事が多くて、午前中で学校が終わることもあれば、土曜日に授業参観や運動会があったりします。土日に行事があると月曜日が振替休日になったりするのですが、下の子は普通に保育園があるので、子どもの年齢差でもいろいろと大変なことは増えるかと思います。
やっぱり年子で大変な時期がまとまっていたり、逆にある程度年の差がある方がいいという話はよく聞きますよね。

ーー実は弊社内でも最近パパになった人がいまして……なんと三つ子でした

一同
え~!?

おかぷぅ
それはすごいですね。
めちゃくちゃ大変そうだなと思うと同時に、逆にちょっと羨ましくもあります。
普通なら3人分それぞれの大変な波が時期をおいて次々とやってきますが、三つ子ちゃんは3人分の大波をまとめて乗り越えれば、後が楽になりそうです。
その分想像を絶する大変さなことは間違いないですけど(笑)

大鳳
気持ちはわかります!

おかぷぅ
そのパパさんに頑張ってくださいとお伝えください!




ーー2つめは、自身がイラストレーターであることを周りに公表しているかについてです。

とみを

イラストレーターであることを公表すると、安易に周りの人から「イラスト描いて!」と頼まれることもあるとよく聞きます。
それを避けるために、個人的にはあまり公表したくないなと考えています。
私はまだ子どもが7ヶ月なので、今のところはまだその機会が訪れていませんが、でもこれから直面していく問題だなと思っていて……。
皆さんはどうされているんでしょうか?

大鳳
私は全然言っていないです。
とみをさんと同じく、イラストレーターだからと言って簡単に「イラストを描いて」と頼まれるのは避けたいので。
親しくなったママ友に打ち明けている程度ですかね。

おかぷぅ
私も言っていないですね。
仕事について質問された場合は、「在宅でパソコンを使った仕事を……」などふんわりとした答えだけ返すようにしてます。
「在宅」と言うと「楽な仕事」と思われてしまうことも多いので、そこも割とぼんやりさせますね。

逆にTwitterなどでは全然隠していないので、あくまでも直接関わる人には非公開にしているという感じです。
仲良くなったママ友には、接していく中でたまに近いにおいを感じる人がいるときがあるんですよ(笑)
そういった人には打ち明けてます。

ジゼロ
私もあまり自分からは言わないですね。
一度、そのこども広場の保育士の方に「絵を描く仕事」とだけ打ち明けたことがありますが、具体的にどんなイラストかなどは言わなかったですね。
逆に、他のママさんの方から打ち明けてくれて話が盛り上がったことは
ありました(笑)

とみを
参考になります!
これからママ友を作っていきたいと思っているので、仲間のにおいを嗅ぎ分ける嗅覚が大切そうですね(笑)

おかぷぅ
話し方とか使ってる言葉とかでもわかったりしますから!

ジゼロ
相手の人が「先方」と「取引先」とかの単語を使ったら「おっ?」って思いますね(笑)

とみを
わかりました!
皆さん、まずはぜひ仲良くしてください!

おかぷぅ
ぜひぜひ。
でも普段子どもとしか会話をする機会がほとんどないので、自分のコミュニケーション能力が心配です(笑)

大鳳
わかります(笑)
大人同士でどんな会話をしたらいいのかわからなくなりますよね。

おかぷぅ
仕事のメールではやりとりできても、会話はまた別なので問題なく話せているのか不安になったりしますね。

ジゼロ
疲れていると仕事のメールでも「背景にワンワンを……」とか自然に打ってしまっていて、ハッ! としたこともあります(笑)




ーー最後に、他のママイラストレーターさん、これからママイラストレーターになるかもしれない人へ、アドバイスやメッセージをお願いします。

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ジゼロ
「イラストレーター」から「ママイラストレーター」になったとき、イラストレーター目線だけで周りの状況を見てしまうと、イラストを描く時間が減ってしまった自分に焦りを感じると思います。
でも焦ってもいいことはありません。
立場が変わったことをしっかり自覚して、まずは子どもに愛情と感謝を持って接してあげて下さい。

そこから余裕が出てきたらイラストも少しずつ描き始めて、自分のペースで描いていければよいのではないかなと。
そして、一人で抱え込み過ぎずに周りに相談してみると、力を貸してくれる人は意外といるよということも、心に留めておいていただけたらいいのかなと思います。


とみを

あくまでも個人的な意見ですが、働きながら育児をすることを考えると、在宅で仕事ができるイラストレーターはけっこうよい職業ではないかと思っています。
そして、サーチさんなどの仕事の仲介をしてくれる会社さんとは非常に相性がよいと思います。
限られた時間をイラストを描くために使おうとしたときに、お仕事を紹介してくれたり諸々の折衝をしてくれるのはとてもありがたいです。

とはいえ、やっぱり子どもを産む前よりイラストを描く時間が減るのは確かです。
しかし、それを子どもに時間が取られたと考えるのではなく、育児も仕事も楽しめるように考え方を変えていけたら良いのではないかと思います。


大鳳

幼稚園のママさんなどの話を聞いていると、子どもの急な体調の変化などで勤め先に迷惑をかけてしまうことがあるみたいです。
そうした時に、在宅の仕事は融通が利かせやすいのでありがたいですよね。

また、仕事において私自身が苦手としている営業活動や直接の打ち合わせなどは、とみをさんがおっしゃるように仲介業者さんを頼ることで避けることができています。
メールベースでのやりとりだけで、新しいお仕事をご紹介いただけるのはありがたいです。

そして私個人の考えですが、イラストが好きでイラストレーターとして活動していくためには、どんなに忙しい状況でも何らかの形で「描く」ということを続けていくのは大切だと思っています。
子どもが成長していつか自分の時間が多く取れるようになったとき、描きたいものを描けるようにしておくとよいかと思います。


おかぷぅ

在宅での働き方の一つとして、イラストレーターは何もしなければゼロ、何かをすればした分だけ返ってくるものがあり、意外とシビアな働き方とも言えます。
そのため、必ずしも在宅イラストレーターという働き方が良いということは
ありません。

自分でうまく時間の使い方をコントロールできるかどうか、まずは自分の向き不向きを知ることから始めていただけると良いのではないかと思います。

向いていると思う人には、子育てをする上で在宅でのお仕事はオススメできると
思います。

ただし、企業で働くのとは違い何かの保証を得られるわけではないので、そういったところもしっかりと理解しておいていただけるとよいと思いますね。
私自身、在宅は向いていると思いますし、描き続けたい気持ちもあるので頑張りたいと思っています!

=====================


とみを

夢を持つのは子どもだけの特権じゃないですからね!

おかぷぅ
ありがとうございます、もう少し頑張れそうです……!
大鳳さんがさっき言っていたように、描くことをやめたらそこで終わりという想いはすごくあります。
一時期、PCの前に座ってもなかなか描く気力がわかなかった時が
あったんです……。
でも、そこでふと気づいたのが、アナログで描けばいいじゃんということでした。
今はアナログで描くことを続けていって、またデジタルでも描くようにしていきたいと思っています。

これからもっと在宅での仕事をする人は増えていいと思いますし、実際増えてきているのではないかと思います。
あとはそういう人たちを支える支援制度なども、もっと充実してくれるとありがたいですね。

ーー大鳳さんはもうすぐ夢の一つを実現できそうなんですよね?

大鳳
そうですね。
実は元々イラストレーターになりたいと思ったのが、自分でフリーゲームを作りたかったからなんですよ。
それでここ1年半くらいかけてコツコツと一人で作っています。
シナリオとかでは主人にもダメだしされ続けたんですが、ようやくデバッグ段階まできました(笑)

ーー完成したらぜひ教えてください!

大鳳
いやいや、本当に中二病全開な感じで名前も変えて出す予定なので、機会があればということで(笑)




いかがでしたでしょうか?
母として、イラストレーターとして日々を過ごす皆さんのお話を聞けて、「クリエイター支援」事業を行っている私たちももっと何かできることがあるのではないかと改めて思いました。
ご協力いただきましてありがとうございました!

■おかぷぅ さん 
HP

■ジゼロ さん
pixiv / HP / Twitter

■とみを さん 
Twitter 

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