【インタビューVol29】独学で苦手を克服し得意分野に変えたイラストレーター
2017年08月18日 21:34

ゲームに携わるお仕事をしたい!という思いで、イラストの勉強をされていらっしゃる方も沢山いらっしゃるかと思います。

今回は、お子さんを育てられながらフリーランスのイラストレーターとしてその夢を叶えられた

里瀬ほとりさんのお話をお伺いしました!

 

里瀬ほとりさんのご紹介

ファンタジックな一枚絵からテイスト合わせ、防具や衣装のデザイン画など幅広く

ご制作されていらしゃるフリーランスのイラストレーターさんです!

里瀬さんの来歴から、イラストを描く際に意識されていらっしゃることなど幅広くお話をお伺いしました!

 

−−ペンネームの由来を教えてください!

「瀬」という漢字が好きなので、それを軸に

川のそばに住んでいる→「ほとり」

田舎の素朴な感じが好き→「里」を組み合わせて作った名前です。

イベント等でお会いした方に「ほとりさん」と呼んで頂けることが多く

第二の本名のように感じています。

 

−−いつごろからイラストにご興味を持たれましたか?

小さい頃から絵を描くのが好きでした。

小学生の頃、いろんなゲームのキャラクターイラストを見て

その美しさや可愛らしさに感動し、PCで描いてみたい!

いつかゲーム制作に関わってみたい!と思ったのを覚えています。

最初はいろんなイラストレーターさんの絵を真似して描いていました。

−−なぜ、イラストレーターになろうと思われたのですか? きっかけを教えてください

とにかくゲーム制作に関わりたかったので

好きなゲーム会社に就職したいと漠然と考えていました。

でも、就職活動の際に両親から地元の企業を強く勧められそちらに就職しました。

社会人になってもイラストは描き続けていましたが、その頃はあくまで趣味でした。

その後、結婚・出産後に親戚がフリーランスのイラストレーターとして働いていることを知り

「そういう業務形態があるのか!」と、そこがイラストレーターを目指すきっかけになりました。

今、フリーランスのイラストレーターとしていろんなゲームに関わらせて頂いており

結果的に「ゲーム制作に関わる」という夢を叶えることができて幸せです。

 

−−幅広いお仕事を受けていらっしゃると思うのですが、どうやってイラスト制作を学ばれたのですか?

独学のため、本やWEB上の講座を読んで学びました。

イラストレーターを目指す上で、特に高い壁だと感じたのが背景を描くことだったのですが

パース・自然物描写の本を何冊も読み、実際に描いてみることで

少しずつ描けるようになり、今では好きな分野になりました。

その本と著者の方々にとても感謝しています。

 

−−現在の作画環境について教えてください。

液晶タブレット:Cintiq24HDtouchで描画し

サブモニタ:ColorEdge CX240で色確認を行っています。

以前、初めての印刷物を制作した際に思った色が表現できず

いろいろ調べて購入したのがCX240なのですが

モニタと印刷物の色がほぼ揃えられるようになり、今では手放せない機材の一つです。

 

−−1ヶ月の制作枚数はどれくらいでしょうか?

  また、月によって制作枚数に バラつきなどもありますか?

現在、0歳児を育児中のため15枚に絞ってお受けしています。

月によってご相談頂く件数にばらつきがあり、

ときどきキャパオーバーでお断りすることがあるのですが

育児が落ち着いて、下の子を保育園に預けられるようになれば

もっとお引き受けできる件数を増やしたいと思います。

−−作品のアイデアはどうやって生み出していますか?

オリジナルの作品に関しては、一旦お絵描きから離れて

雑貨屋や書店を巡っているときに思いつくことが多いです。

お仕事のイラストの場合は、まず指示書を読んでイメージをふくらませます。

キャラクターを描くときは、ポージングが大切だと思っているので

ラフを描きながら実際にいろんなポーズをとって探ったりしています。

 

−−気分転換には何をしていますか?

もともとゲームが好きなので、ゲームをすることが多いです。

時間があれば、前述の雑貨屋やお気に入りの古物店へ行ったり

家で作業中に「ちょっと行き詰まったな」という場合は

コーヒーと甘いもので休憩したりしています。

 

−−一番の得意分野はどのようなイラストですか?

  またイラストを描かれる上で一番こだわられているポイントがあれば教えてください

少女と背景、ファンタジーなイラストを描くのが好きで

中でも、魔女を描くのが大好きです。

なので、オリジナルの作品を制作するときはその全てを組み合わせたものが多いです。

お仕事・趣味のイラスト問わず、何を描くときでも楽しんで進められるよう

ラフの段階で自分がわくわくできるような絵作りを心がけています。

−−イラストレーターになって大変だったこと 大事なことを教えてください。

初めてお仕事を頂いた頃、既に子持ち・職場に復帰していたため時間の配分に悩みました。

初期は、かなり睡眠時間を削っていたかもしれません。

それでも、やってみたいお仕事ばかりだったので楽しかったのを覚えています。

今はフリーランスになって数年経ったこともあり

作業時間の予想や確保にだいぶ慣れて、適度に休憩を挟みつつ制作できていると思います。

お仕事の上で大事にしていることは、ラフの時点である程度完成が予想できるように描くことです。

なおかつ、ラフ段階で調整が入った場合に修正しやすいようなレイヤー構成も心がけています。

 

−−今後やりたい仕事や、どのような活躍をしたいか教えてください。

今後も、ゲーム用イラストを制作しつつ

もし「魔女」がテーマのお仕事があればぜひやってみたいです。

また、背景画のスキルも磨いて、もっとお引き受けできるようにしたいなと思います。

挑戦してみたいジャンルとしては

児童書の挿絵等、書籍のお仕事をいつかやってみたいです!

 

インタビューご協力ありがとうございました!

 

おわりに

苦手なモチーフはついつい避けてしまう方も多いかと思いますが、プロのイラストレーターとしてご活躍されるにあたり

ご自身の苦手を意識して練習を重ねられる姿勢は本当にカッコいい!と感じました。

これからも里瀬さんらしい、暖かくて可愛らしい作品を拝見できる事を楽しみにしております!

 

 

 

 

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