イラストレーターなら絶対に知っておきたい!納品日の本当の意味

イラストレーターなら絶対に知っておきたい!納品日の本当の意味

2015.10.08 13:50

こんにちは!

新規事業準備室で【ECila(エシーラ)】を運営している高橋です!

【ECila(エシーラ)】についての記事はこちらです。

 

イラストレーターさまが依頼を受ける際に確認する内容の一つに「納品日」があります。

どんなに作業が進まなくても、締め切りは必ず来るものです。納品日の意味を間違って認識していると、大きなトラブルに発展してしまうかもしれません。

今回は、納品日について詳しく見ていきましょう!

 

■納品日って何の日?

write-593333_1280

辞書によれば、「納品」とは品物を納入すること、つまり依頼者に渡すことを指します。この場合、依頼者に渡す品物がどのような状態であるかが重要になってきます。

「納める」という言葉には「終わりにする」という意味があり、納品される品物は依頼者にとってその取引が完結するものである必要があります。よって、納品日とは単に提出する日のことではなく、提出して依頼者からOKがもらえた日が、はじめて納品日となります。

 

 

 

■イラストレーターさま、依頼者それぞれに納品日がある

office-336368_1280

イラストの依頼から受注の流れの中で、納品日という言葉はよく出てくるものですが、注意しなければならないことは、「誰にとっての納品日であるか」ということです。

イラストレーターさまに依頼する側も、他から依頼を受けてイラストを発注しているということはよくあることです。(例えば、ゲーム会社がイラスト制作会社にイラスト制作を依頼し、イラスト制作会社がイラストレーターさまに依頼をする流れがあります。)

上記の例ですと、イラスト制作会社が言っている納品日が、「イラスト制作会社がゲーム会社に納品しなければならない日」だった場合、イラストレーターさまはそれより前に納品を終えておかなければならないことになります。納品日として示されている日は、誰がどこに納品するべき日なのかを、しっかり確認しておくことが重要です。

※イラストレーターさまに依頼するイラスト制作会社がしっかりと伝えるべきなのですが。。。念のためご確認も必要だと思います!

弊社も「誰にとっての納品日であるか」をしっかりとイラストレーターさまにお伝えするよう心がけております!

 

 

 

■「いつまでに対応可能か」をしっかり考えよう

thinking-277071_1280

 制作スケジュールを組むときには、自分の能力を把握し、どれくらいの時間で描きあげられるかを知っておくことがまず一番です。これは経験によって培われていくものと言えます。

もう一つのポイントは、必ず余裕を見ておくということです。例えば経験上、三日で仕上げられる作業だとしても、+αの余裕を持ってスケジュールを組んでおくと、不測の事態に対応することができます。

また、前述したとおり、提出したものは依頼者のチェックを経てOKをもらう必要があります。このチェックにも人手と時間は必要です。チェック作業の時間を考慮せずにスケジュールを組んでしまうと、納品期限のギリギリになって修正依頼が戻ってくるという、無茶な作業が発生する可能性があります。依頼者側の問題として片づけずに、発注があった段階でお互いに無理のないスケジュールを組んでおくことをおすすめします。

 

 

■初めての仕事で納期通りの進行を目指すのは難しい

Green11_kessai20141123152655-thumb-1000xauto-17845 

初めて一緒に仕事をするチームであれば、お互いの能力を正確に把握しておくことは難しいです。初めてのチームで詰まったスケジュールをこなすことは、危険であると認識しておきましょう。

何度か仕事を重ねることで、工数見積もりの精度は上がっていきます。また、疑問点をすぐに聞くなど、こまめにコミュニケーションをとりながら、随時調整していくことでも精度を上げていくことができます。

初めての案件に関してはスケジュールに余裕を持つようにしましょう!

 

■それでも納期は変えられない

clock-650753_1280

気を付けるべき点についてまとめてきましたが、それでも制作をしていく中で無茶なスケジュールを切られてしまうことはあります。それは、依頼者側の問題ということもありますが、ほとんどの場合、コミュニケーション不足や憶測による認識のずれ・甘さが原因です。自分にも問題点がなかったか、または問題を回避する方法はなかったかという視点は常に持っておきましょう。

また、どんな無茶な納期で投げ出したくなったとしても、一度受けた仕事をやりきるという、プロとしての自覚は必要です。やりきったうえで、今後その仕事が自分にあうかあわないかを判断するとよいでしょう。次第にクライアントを見極める目も培われていきます。

 

■おわりに

今回は、納品日についてイラストレーターさまが気を付けるべきことをご紹介しました。一番のポイントは、あいまいなまま仕事を進めないということです。納品日に限らず、初稿、ラフ、中間稿、完成稿などの専門用語もその言葉が何を意味しているのか、擦り合わせたうえで仕事を進めていきましょう。

 

※「サーチフィールドでは、新たにイラストレーター様の常駐支援サービス【ECila(エシーラ)】を開始しました!ご興味のある方はぜひ下記バナーにアクセスしてみてください!」



btn-register


btn-register