みなさま、おはこんばんちは!
ギクタス・ディレクターの服部です。
E-picksリニューアル後は初めまして、の記事になります!
SGL時代は新参者にも関わらず、私の記事に大変たくさんの反響をいただき
とてもとても嬉しかったです(*^_^*)
これからも、イラストレーターさんの参考になる記事を書いていきたいと思いますので
今後ともよろしくお願いいたします♪
E-picksリニューアル後、第一回目の記事は「兼業イラストレーターって何?」がテーマです!
現在兼業で制作活動をされている方、これから兼業生活を検討されている方・・・必見です☆
「兼業イラストレーター」ってどういうこと?
【専業】
ある職業・事業を専門にすること。また、専門にしている職業・事業。【兼業】
本業のほかに他の事業・仕事を兼ね行うこと。また、その事業・仕事。(出展:goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/)
「兼業イラストレーター」というのは
イラストレーターのお仕事の他に、別のお仕事を並行して行っている方、ということになります。
様々な理由から「専業」としてではなく「兼業」としてお仕事をされている方、実はものすごく沢山いらっしゃるんです!!
・会社員として働きながら
・専業イラストレーターを目指して、アルバイトをしながら
・主婦(主夫)
・学生
などなど、ギクタスでお仕事をしていただいているイラストレーターさんも、
様々な形で兼業でお仕事をされている方は非常に多いです。
つまり、イラストのお仕事一本でなくても「イラストレーター」として活動していくことは全く問題ありません!
(未成年の方は、保護者の方に許可を得てからですよ^^)
「兼業」のメリット・デメリットは?
特に、これから「兼業」としての活動をお考えの方は、その良し悪しって気になりますよね?
そこで、ディレクター目線で感じる良い点・困る点を挙げていってみます。
【メリット】
・収入が安定する
・家庭とのバランスが取れる
・子育て中の方は、お子さんと離れることなく仕事ができる
・作業ができる時間が明確なので、スケジュールが立てやすい
【デメリット】
・本業との兼ね合いでたくさんのお仕事は受けられない
・緊急な修正など、柔軟な対応がしにくい
・ディレクターとの平日日中のやりとりが発生しがち(お昼休みちょっと忙しい・・・)
どんなことにも、良い点・困る点はつきものですが
主にはこんなことが考えられます。
兼業の方は、ライフスタイルが様々ですので
こうした点を踏まえて、まずは少しのボリュームから、ゆっくりお仕事を始めてみると
自分なりの”兼業スタイル”が見つけやすいかもしれませんね!
「兼業」を始める前にやるべきこと3選!
1:会社勤めの場合は”副業”の可否をチェック
企業によっては、現職の勤務以外の就業を認めていないところもあります。
ワクワクしてイラストレーターデビューを果たしたのに
実は会社が副業禁止で、会社に知られてトラブルになった、なんてことがないよう会社員の方は必ず確認しましょう!
2:一年間の見込み収入を考える
会社員の方は、副業による所得(収入-経費)が年間20万円を越えた場合、確定申告の義務があります。
主婦(主夫)として、家族の扶養に入られている方も
扶養控除の限度額を越えてしまうと、扶養から外れることになります。
その場合、国保や国民年金への加入が必要になるなど、手続きが増えていきます。
どの程度の仕事量を見込んでいるのか、
家庭の環境によっては、仕事量をセーブした方が良いのか、など概ねの見通しを立てておくと、後々になって慌てることも少なくなりますよ。
確定申告についてはこちらの記事もご参照ください!
【確定申告】これだけ読めば大丈夫!フリーのイラストレーターさん向け確定申告のやり方
3:クライアントに「兼業」だと伝えよう
「兼業だというと、なかなか仕事を回してくれなくなるんじゃないのか?」
「子どもがいるというと、仕事を依頼しにくいんじゃないのか?」
ディレクターを○年以上やっていると、ちょこちょここんなお声を聞きます。
そんなことはありません!!
「兼業」を理由にお仕事依頼をためらうことなんてありません。
なぜか?
「専業」「兼業」はイラストの素敵さに関係ないからです!
働き方に関係なく、楽しくお仕事ができる皆さんと、ずっと長くお仕事がしたいです♪
黙っていたら、会社の大事な商談と締切が被ってしまった、
子どもの学校行事で連絡がつかないのに緊急の対応依頼が入ってしまっていた、なんて思いもしないトラブルが起きてしまうかもしれません。
むしろ「兼業であること」を伝えましょう。
そうすれば、発注量を調整したり、スケジュールを考慮してくれたりとお仕事が一段とやりやすくなります!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私自身、ディレクターとして1年以上、同じ兼業のイラストレーターさんとお仕事をし続けています。
その中で「兼業と伝えるか迷った」と相談を受けたこともあり
ディレクターが思っている以上に、イラストレーターさん側は、ハードルを感じているのかな、と思っていました。
これをきっかけに、「兼業イラストレーター」という働き方が、ごくごく普通にあることで
気兼ねせずに働ける環境なのだと、知っていただけたら嬉しいなと思います☆
それではまた次回お会いしましょう~♪