4つの就業形態から考える【自分にあった働き方】とは?

4つの就業形態から考える【自分にあった働き方】とは?

2016.07.08 12:00

こんにちは。サーチフィールドGIKUTAS事業部の野村です。

突然ですが、みなさんは「働き方」について考えたことはありますか?
多くの人が皆何かしらの仕事をもって生活をしています。
でも、フリーランス以外には一体どんな働き方の種類があって、
そのメリットやデメリットはどんなことがあるのかについては、
意外と知らないこともあるのかなと思います。
そこで、今回は色々な働き方の種類とその特徴などをまとめてみました。
これからもし、フリーランス以外の働き方を検討することがあった時に
自分に合った働き方についての参考になればとても嬉しいです。

 

働き方その1:正社員

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【特徴】

読んで字の如くですが、『規の社員として企業に採用される』就業形態です。
昇給、昇格、福利厚生など、会社に設けられている人事制度の
ほとんどを受けることができます。
また、勤続年数や能力によって昇格などある場合が一般的で
給与の算定基準はほとんど月給制となります。

他の就業形態に比べると解雇されにくく、長期的に安定した収入を得るのに適しています。

【メリット】

・解雇されにくく安定している
・ローンが組みやすい
・賞与などの福利厚生の対象になる
・キャリアップできる

【デメリット】

•仕事によっては転勤や移動がある(基本、拒否はできない)
•希望職種につけない可能性がある

 

働き方その2:契約社員

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【特徴】

契約社員とは有期雇用契約社員の略称であり、一般的には「契約社員」と呼ばれています。

契約社員の給料に関しましては職種や能力によってさまざまですが、
専門性の高い職種の場合、高収入を得ることもできます。

【メリット】

•期間が決まっているので、嫌な職場である場合に働き続ける必要がない
•色々な仕事を経験をすることができる

【デメリット】

•契約期間以降の保証がない
•正社員よりも給料や福利厚生など、待遇が悪い場合がある

 

働き方その3:派遣社員

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【特徴】

派遣社員は派遣会社に登録し、派遣会社を通して、
実際の職場に勤務する就業形態となります。
前の2つと大きく違う部分としては、
雇用元は実際に働く会社ではなく派遣会社になる部分です。
給与は時給制で派遣会社より受け取る形となり、
こちらも職種によっては高給を狙える場合もあります。

また派遣社員には下記2つのタイプがあることも特徴です。

●登録型派遣
派遣会社に登録し、派遣先が決まったら派遣会社と雇用契約を結び勤務が始まります。
派遣期間が終了すると同時に雇用契約も終了します。
なお、派遣会社への登録に費用はかかりません。

●紹介予定派遣
一定期間、派遣スタッフとして働き、派遣期間終了の時点で
企業とスタッフお互いの合意があれば、直接雇用が成立する制度となります。

【メリット】

•未経験でも就職しやすい
•期間が決まっているので自分のペースで働ける
•色々な仕事を経験できる

【デメリット】

•長く働き続けるのは難しい
•責任のある仕事に就きにくい

 

 働き方その4:業務委託

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【特徴】

上記3つと大きく違う部分としては、会社に雇用されるのではなく、
委託契約を結んで特定の仕事を任され、それに対して報酬を得る働き方が
業務委託という就業形態です。

固定で支払われる給与がなく、生産量や売り上げに対して報酬が支払われます。
委託契約は個人事業主となるため、
労働者を保護する法律(労働基準法、最低賃金法、男女雇用機会均等法)は
適用されないことも特徴です。

また業務委託にも2つのタイプがあります。

●委任契約
業務の処理で納品物や成果物はなく、その業務自体が対価となる契約です。
委託された仕事を行なえば、成果の如何を問わず契約を果たしたことになります。
たとえば、会社の受付や事務業務など、納品物や成果物が設定できない業務に関して、
定められた期間で業務を遂行することを委任されている、という契約です。

●請負契約
仕事で一定の成果を上げることを前提として結ばれる業務委託契約です。
たとえば、イラストの仕事であれば期日までにイラストを完成させる等、
請け負った内容に対する納品物・成果物が対価となります。

そのため、どちらのタイプなのか契約を取り交わす際に注意して確認する必要があります。

【メリット】

・自分のスキルを磨き効率よく給与を上げていくことに適している
・時間に大きくは縛られないので、自分でスケジューリングできる

【デメリット】

・労働基準法の適用外になる
・税金の申告なども自分で行う必要がある

 

まとめ

就業形態によっていろいろな特徴やメリット・デメリットがありますが
人によって合う働き方も千差万別。
どうせなら自分に合った働き方で働きたいですよね。

ちなみにEPICKSには他にもこんな記事があります。
【インタビューvol.1】フリーランスで活動していけるのに就職をしたイラストレーター
【イラストレーターのキャリアを考えてみた】正社員とフリーランスの違い

これらも合わせて参考になればとても嬉しいです!

なお、サーチフィールドではクリエイターの転職、常駐サービスの『ECila(エシーラ)』を運用しておりますのでお気軽にご相談ください!

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