こんにちは、デザイナーの橋本です。
現在、弊社では、イラスト制作のアートディレクターとグラフィッカーを急募しています。
先日、イラストコミュニケーションサービスサイト「pixiv」さんに求人のバナー広告を出稿させていただいた結果、なんと、そのCTR(クリック率)は、な、なんと想定の2〜3倍という好結果でした!
ということで今回は、実際に出稿したバナーとCTRの順位を紹介しながら、自分なりに分析してお伝えしていきたいと思います。
今回は2種類のバナーを出稿しました。各ページ上部にある横長のバナーと、作品を投稿したりメッセージ送付などのアクション完了ページにある正方形の大きいバナーの2種類です。
実際に出稿したバナーを、それぞれCTRが高かった順にご紹介したいと思います。
1位
OLさんっぽいイラストと、白地に黒の明朝体でシンプルに。余計な装飾をしないことで、『イラスト』と『プロの仕事』というイメージを素直に訴求。
2位
全体をpixivの背景色である薄茶色に寄せて馴染ませた分イラストの数は多めで、ポップな印象になるよう装飾を施した。
3位
こちらは1位のバナーのイラスト違いバージョン。以前弊社で制作したゲームのキャラクターを使用。袴の青色がpixiv内のイメージと馴染んでいる。
4位
弊社のコーポレートカラーである黄色を背景色に使用。漫画っぽく集中線をテキストに当てた。
5位
1位のバナーのイラスト違いバージョン。
6位
1位のバナーのイラスト違いバージョン。
7位
全体的に落ち着いた印象のものばかりだったので、コントラストのハッキリとしたバナーとして制作。
1位
2位
3位
4位
5位
6位
上記の結果を見ると、横長バナーも正方形バナーも、ほぼランキングに差がないことがわかります。
また、目立つようにコントラストを上げ、派手な色使いをしたバナーはいずれも最下位になってしまいました。
現在ではユーザーもバナー広告を避けることに慣れてしまっており、本能的に周辺視野に入ってきた異色から目を逸らします。なので、ブルーと白の落ち着いた雰囲気で統一されたpixiv内では目立ち過ぎてしまい逆効果となってしまいました。白背景&イラストのバナーと、薄い茶色の背景&イラストで落ち着いた雰囲気のバナーが上位3つを占めています。
バナー広告はユーザーの潜在心理に滑り込み、まずは「見せる」ことが重要だと考えています。周辺視野では無く、中心視野に入れることが出来て、はじめて思考設計やキーワードの選定が意味を成してきます。
色はサイトに溶け込みつつも、フォントやテイストで周囲のデザインと差別化を図り、自然に視線を落としたところで、『ガッ』とユーザーの潜在心理に滑り込めるのが一番理想的なバナーと言えるのではないでしょうか。んーー、深い、難しい。
ということで、ソーシャルゲームラボを運営するサーチフィールドは、イラスト制作の「アートディレクター」と「グラフィッカー」を各1名づつ募集してます!
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