こんにちは!
『GIKUTAS』事業部ディレクターの岡崎です。
唐突ですがみなさん、1日何時間ぐらいイスに座っていますか?
3時間?
6時間?
はたまた10時間以上?
ストリートアートならば別ですが、デジタルイラストを描く際、立って描いているという方はほとんどいないと思います。
毎日長時間のデスクワークの中で、「腰痛」に悩まされている方も多いのではないでしょうか?
一番の解決方法は毎日適度に運動を行なうことですが、そんな時間&体力は無いという方も多いはず。
今回はそのような悩みを持つ皆さんに向けて、安価で簡単に腰痛対策が行なえるグッズ3種を紹介させて頂きます。
■その① 小さめのゴムボール
腰痛対策なのに太もも?
と意外に思った方もいるかもしれません。
もしいま室内にいるなら椅子に座ってみましょう。
身体のどこに一番圧迫を感じますでしょうか?
そう、「太もも」です。
実は椅子に座るということは、太ももを常時圧迫するということ。
結果として太ももの血流が悪化、身体全体に悪影響を及ぼしていき、腰痛の発生へと繋がっていきます。
逆にいえば、太ももをケアすることで、腰痛の発生を抑えることも可能となるのです。
ゴムボールを使ったストレッチ方法は以下になります。
<ストレッチ方法>
①
床に足を伸ばして座り、どちらかの足の太ももの下(足の付け根あたり)にゴムボールを入れ、足と床で挟む形でセットします。
ツボが押されていると感じる場所がベストです。
※刺激が弱いと感じる場合は、より硬いテニスボールや野球ボールを使ってみましょう。
②
逆側の膝を曲げ、曲げた足の裏側を、ゴムボールを挟んだ側の足の太ももの内側に当てて下さい。
なお、膝は天井に向けて曲げるのではなく、なるべく膝横を床に付けたまま、横向きに曲げて下さい。
③
下半身はこの姿勢を保ったまま、上半身を前に軽く倒し、ストレッチして下さい。
※終了したら、ゴムボールを挟む足を交代し、再度同様のストレッチを行ないます。
お風呂上がりなど、適度に筋肉がほぐれたタイミングで行なうとより大きな効果が期待できます。
毎日10分のストレッチで、固まってしまった太ももの筋肉をやわらげ、その日の疲れを残さないようにしていきましょう!
■その② 椅子取付式の腰サポーター
引用元:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00DAFZCFA/ref=pd_cp_0_2?ie=UTF8&psc=1&refRID=Z8JG917K942EJN2E073N
長時間椅子に座っていると、段々と身体が楽な体勢を取ろうとして猫背になったり、浅く座って背もたれによりかかるようになったりしがちです。
しかし、それこそが大きな「罠」です
本来、人は背筋をピンと伸ばした正しい座り方をしていると、各部位にかかる負担がある程度分散されるようになっています。
でも、背中を曲げた座り方はそのぶん腰など特定の部位に高負荷がかかってしまうため、常時続けていると腰痛の原因となってしまうのです。
「腰サポーター」は、椅子の背もたれに装着することで背もたれの形状を背中に沿った形にしてくれるタイプのグッズです。
これにより背もたれへのよりかかりを防げ、自然と正しい座り方をすることができます。
引用元:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00DAFZCFA/ref=pd_cp_0_2?ie=UTF8&psc=1&refRID=Z8JG917K942EJN2E073N
ただし、あくまでも背もたれへのサポーターですので前傾姿勢となる猫背には効果がありません。
イラストを描く体勢上、どうしてもイラストレーターは猫背な体勢にもなりがちです。
猫背にはどのように対策すればいいのでしょうか?
■その③ 適度なサイズのぬいぐるみ
腰サポーターだけじゃサポートしきれない猫背への対処をどうするのか。
そこでおススメなのがぬいぐるみです。
椅子に座る際、膝の上にぬいぐるみを1つ置いてみてください。
ぬいぐるみにより机と身体の間に適度に間が空くため、もし前傾姿勢になるとしても背中を曲げづらく、自然と猫背になりづらくなります。
※あまり小さすぎる効果が無く、大きすぎると仕事がしづらいので、ギュっと両手で抱きしめられる、40cm前後ぐらいのサイズが理想です。
また、柔らかくモフモフしたものを触ることは、ストレスを和らげる癒し効果もあると科学的に実証されていますので、身体だけでなく心のケアにも繋がりますね!
腰サポーターと併用して、腰痛の予防対策を行なっていきましょう。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
ちなみに今回紹介した対策グッズは、すべて100円ショップでも同系統のグッズが購入可能なものからチョイスさせていただきました。
100円ショップで購入すれば、3つ合わせて300円(+消費税)。
おおよそ大手チェーンの「豚丼」と同程度の金額ですね!!
1日の大半がデスクワークとなる仕事の特性上、イラストレーターの仕事と腰痛の症状は切っても切り離せない関係にあります。
ランチ1回分で始められる健康対策で、うまく症状を緩和していきたいですね。
ただし、紹介したグッズはあくまでも腰痛対策のグッズに過ぎず、これだけ使っていれば腰痛が完璧に治るといったものではありません。
やはり腰痛の原因は運動不足による筋力低下などによるところが大きいので、散歩を行なうなど、適度な運動も可能な限り心がけていきましょう。
また、何かしらの病気や、個人の骨の形状によって痛みが生まれている場合もあります。
慢性的に痛みが続いている場合は、まず一度病院に行かれることをおすすめします。
それでは、ストレスフリーで快適な制作を!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。