東京ゲームショウ初出展の裏側を大公開!ブース出展方法まとめ

東京ゲームショウ初出展の裏側を大公開!ブース出展方法まとめ

2012.10.04 09:10

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こんにちは!こんにちは!こんにちは!
サーチフィールド代表の小林でございます。

東京ゲームショウ初出展の裏側を大公開!

今年も大盛況の内に幕を閉じた世界最大規模のゲームイベント『東京ゲームショウ2012』(通称TGS)
サーチフィールドは今年初めて東京ゲームショウに出展して来ました!!

しかし初めての出展だったためブースの作り方や準備など本当に大変でした。
なんどもGoogle先生で検索してみたのですが準備の仕方が出て来ません。

たまたま社内に前職時代でイベント関係の仕事をしていたメンバーがいたので、
なんとか四苦八苦しながらも自力で全ての準備・対応を行いました。

今回はその一部始終をこのブログにて公開することで、
今後東京ゲームショウなどのイベントに初めて出展される企業の皆様への参考になればと考えております。

出展したブースの場所・大きさ(値段は記事に最後に公開)

今回サーチフィールドはターンキーブースというやや小さめのブースに出展しました。

ブースの種類:ターンキーブース(間口2m×奥行き2m)×2コマ
出展した区画:スマートフォンゲームコーナー/ソーシャルゲームコーナー

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ターンキーブースの場所はこちら。

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同じターンキーブースには、フジテレビさんを始め、アプリ解析ツールのメーカーさんや、スマホ用ゲームコントローラーのメーカーさんなど、様々な企業さんが出展していました。

ターンキーブースは、スクウェア・エニックスさんや、カプコンさんと言った大手コンシューマーゲームメーカーさんに挟まれていました。

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今年はソーシャルアプリ関係の会社さんの出展が増えたとのことで、
例年よりもスマートフォンゲームコーナー/ソーシャルゲームコーナー全体が大きくなったそうです。

GREEさんを始め、gloopsさん、コロプラさん、GMOインターネットさんなどの大手SAPさんも出展していました。

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事前準備その1 - 目的の設定など

折角東京ゲームショウに出展するのですから、「参加して良かったなー」「TGS楽しかったなー」で終わらせない様にしっかりと目標の設定をおこないました。

・目的の決定(何のために出展するのか?)
→ サーチフィールドの場合、メイン事業であるイラスト制作事業と自社運営ゲームの宣伝のために出展しました。

・コンセプトの決定(どういった出展内容にするのか?)
→ ビジネスデー(9/20、21)はイラスト制作事業である『ギクタス』に、
→ 一般デー(9/22、23)は自社運営のソーシャルゲーム『汐留ラブ ON AIR』に内容を絞って出展しました。

事前準備その2 - ブースの装飾など

・装飾品について(どういった見た目のブースにしたいのか?)

→ サーチフィールドの場合、予算があまり無かったためあまり背伸びをせずに出来る事をやろう!という結論に達しました。
その結果用意した装飾品は以下の通りです。

・ポスター(各サービス1枚づつ+自社ポスター)
・パネル
・パソコン
・ハイテーブル

・図面の制作
→ サーチフィールドの場合、こんな感じの図面を作りました!

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形にするとイメージがつきやすくて良いですね!

事前準備その3 - 販促物・備品の準備

・当日配布する販促物はどうするか?

サーチフィールドの場合、3つの事業(ギクタス事業、ソーシャルアプリ事業、WEB事業)を展開しているので、
それぞれの事業部の販促用チラシと会社案内のパンフレットを制作しました!

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事前準備その4 - コンパニオンさん・衣装について

・コンパニオンさんは呼ぶか?
会場を彩るコンパニオンさんはゲームショウの華。出来ることなら呼びましょう!
コンパニオンさんがいる時間/いない時間で集客力が10倍は違います!(当社体感値)

コンパニオンさんを呼ぶ場合の相場は1人1日3万円〜とのこと。

サーチフィールドの場合、コンパニオンさんよりも可愛いと話題になった社員さんにお願いしました。(経費削減)

・コンパニオンさんの衣装
→これも非常に重要な要素。衣装一つで注目が全然変わります。

サーチフィールドの場合はこんな衣装にしました!

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ちなみにこちらの衣装は完全オーダーメイドです。
(大体4~6万円)

・社員の服装について
→折角なので参加する社員の服装も統一しましょう!

サーチフィールドの場合はこんな服装にしました!

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このオリジナルTシャツはこちらのサイトで1枚1,200円で作ってもらいました!
安い!!

ブースの設営その1 ポスターの準備

下記の写真のように、用意されているのはブースだけ。ここにポスターで装飾をしていきます。

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ポスターはパネルを貼って厚みを出し、パネルにはマジックテープのシールを貼ります。こんな感じです↓

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ちなみにマジックテープはアスクルなどで1,000円前後で売ってます。

ブースの設営その2 ブースの壁に養生テープとパネルを貼る

続いてしっかりとメジャーで位置を測って、ブースの壁に養生テープを貼ります。

なぜ養生テープを貼るかというと、ブースの壁に養生テープを貼って、その上からパネルをマジックテープで貼ることによって、ブースを傷つけない様に装飾することができますし、何よりも片付けが楽になります。こんな感じです。非常に楽です。

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養生テープで位置を決めたら、パネルを貼るべし!貼るべし!貼るべし!

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養生テープがはみ出さないように、キレイにパネルを貼ります。

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パネルを貼ったら、飛び出た養生テープをカッターで切ります。

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良い感じに出来てきました。

この養生テープ+両面マジックテープの組み合わせはかなり良かったです。
是非出展する際は参考にして頂ければと思います。

さあ、設営もあとちょっと

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完成!!

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ソーシャルゲームのイラスト制作事業【ギクタス(+GEEK)】!!

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自社開発のソーシャルゲーム【汐留ラブ ON AIR】

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横側はこんな感じ

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ブースの設営その3 配布物をセットする

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さてさてこの手前の人達は何をしているかと言うと、
当日会場で配布するパンフレットを作っています。

なぜなら・・・
チラシは会場に直接搬入されていたので、チラシをパンフレットに挟み込まなくてはいけません!

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このチラシをひたすらパンフレットに挟み込む!!

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てへぺろ

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挟む、挟む、挟む

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てへぺろ

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東京ゲームショウ当日の様子

当日はこんな感じ

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けっこう重要!後片付け!

■終わったら後片付けもしっかりと

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マジックテープを剥がすだけだから非常に簡単!

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養生テープはマジックテープ毎剥がして捨てます。

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梱包、梱包
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梱包はしっかりやりましょう!
折角作ったパネルですから終わったら社内に飾るのも良いですね。
搬入作業をした時に付いてきたプチプチは捨てずに取っておく事をオススメします。
(搬入時のプチプチにはカドをガードするプラスチックが付いているのでパネルのカドが痛まなくてすみます。

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今回初めて4日間東京ゲームショウに出展してみて至らぬ点は多々ありましたが、
それ以上に得るものが多かったです。

 

費用の内訳を見せちゃうよ!

■費用について

さてさて一番気になる費用について。
今回サーチフィールドが東京ゲームショウへ出展することで発生した費用は以下の通りです。

勿論出展する内容によって金額は大きく変わるかと思いますが参考にして頂ければと思います。

【出展代】
スマートフォンゲームコーナー/ソーシャルゲームコーナー
ターンキーブース(間口2m×奥行き2m)×2コマ

170,000円×2=340,000円

【装飾代】
ポスターパネル×3
イラストパネル×13
カウンターチェア×2(レンタル)
その他備品(養生テープやマジックテープ、脚立など)

約130,000円

【販促物&衣装】
チラシ 1,000枚×3 (「ギクタス」「汐留ラブ ON AIR」「FAAVO」)
会社案内パンフレット 500部
会社案内チラシ 500枚×5
オリジナルTシャツ×20
オリジナル衣装(コンパニオン用)

約240,000円

【その他】
お弁当代(4日間×6人分)
インターネット使用代
交通費等(会場が海浜幕張なので地味に結構かかります)
その他備品

約130,000円

【合計金額】

約840,000円

出展料よりも販促物や装飾代の方がお金がかかりました。。。

お金に関する注意点

料金のところにもサラッと書きましたが、東京ゲームショウではインターネットを使う際には別途料金が発生します。この使用料金がなんと10万円!!4日間で10万円。ちなみに会場内ではイー・モバイル等の使用は禁止されています。。。

結果!

皆様も来年はブースを出展してみては如何ですか?

最終的には持参したチラシ(1,000枚×3種類)は全て配布する事が出来、
会社案内のパンフレット(商談用資料)も200部以上配布、
TGSをきっかけに商談に結びついたクライアント様も出てきております。

何よりも4日間東京ゲームショウに出展することで、
ゲーム業界の底力をひしひしと感じる事が出来ました。

最後に

GAMEで笑顔が繋がっていく!

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