こんにちは、採用担当の堀江です。
連日猛暑が続いていますが皆さまお変わりないでしょうか？
猛暑と言えば、心配されるのが熱中症です。熱中症にかかるのは熱い屋外でのみ、という思い込みは危険です。
夏の暑さが厳しい日本では、室内でも熱中症になることが多く、自覚はなかったけど実は熱中症だった・・・というケースも。
自宅でのイラスト制作作業中やオフィスでも起こり得るのです。
今回は安全に夏を乗り切るための熱中症対策についてご紹介します！
──熱中症とは
高温環境下では、体内の熱を放散するために汗の量が増えてきますが、
汗の産生が追いつかず、体内に熱を溜め込んでしまうようになった状態が熱中症です。
たとえ体を活発に動かしていなくても、暑いところにいたり、日差しやPCの熱などでも体温は上がります。
──症状の種類
下に行くほど重症とされています。
・熱失神 
症状：皮膚血管の拡張によって血圧が低下、脳血流が減少して起こります。脈は速くて弱くなります。
代表的な症状：めまい・一時的な失神・顔面蒼白
応急処置：涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復します。
・熱痙攣 
症状：大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分（ナトリウム）濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。
代表的な症状：筋肉痛・手足がつる・筋肉がけいれんする
応急処置：生理食塩水（0.9％の食塩水）を補給すれば通常は回復します。
・熱疲労 
症状：大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり熱疲労の症状がみられます。
代表的な症状：全身倦怠感・悪心・嘔吐・頭痛・集中力や判断力の低下
応急処置：涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復します。
・熱射病（日射病）※命の危険あり
症状：体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態です。意識障害（応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない）がみられたり、ショック状態になる場合もあります。
代表的な症状：体温が高い・意識障害・呼びかけや刺激への反応がにぶい・言動が不自然・ふらつく
応急処置：集中治療のできる病院へ一刻も早く運ぶ必要があります。また、いかに早く体温を下げて意識を回復させるかが予後を左右するので、身体を冷やすなど現場での処置が重要です。首すじ、脇の下、大腿部の付け根などの大きい血管を水やアイスパックで冷やす方法も効果的です。
──熱中症になる条件
熱中症は、高温、多湿、風が無い場所で起こりやすくなります。
気温が高い（25度以上）、湿度が高い（60％以上）などの環境条件（気温や室温が20度くらいでも、湿度が80％以上ある場合は要注意）
運動不足の方や、寝不足や疲れがたまって体調が悪いとき、二日酔いや下痢で体内の水分が減っているときには、体温を調節する身体の仕組みが普段通りに働かないため熱中症を起こす危険性が高くなります。
結構身近な条件ではないでしょうか？
──対策
・クーラー
付けておきたいけど電気代が心配・・・
実は”つけっぱなしがお得”って知ってましたか？
クーラーは最初に一気に冷やして、その後は微風で部屋の温度をキープします。実はこの”一気に冷やす”ときに一番電気代がかかるんです！
電気代は運転状況や機種によって変わってきますが、最初の1時間は20円程度、その後は1時間5～10円程度と言われています。部屋が冷えてきたからいったん切って暑くなったらまたつけようなんてしてたら余計に電気代がかかるんです。
自動運転にしとけば、部屋が冷えるまでは強風でその後は微風と、1番効率のいい運転をしてくれます。比較的気温の低い朝にクーラーをつけ、27・8度で風量を自動にするだけで全然違います！
また、扇風機を併用して風を壁に斜めに当てることによって部屋全体の空気循環をすることができます。
・水分補給
お茶やコーヒー、アルコールには利尿作用があるので、かえって水分が出て行ってしまします。ミネラルウォーターは塩分を含まないので、体液を薄めてしまいます。
スポーツドリンクなど、塩分が含まれているスポーツドリンクが最適です。
・運動
みなさん、”ラジオ体操”を”真剣に”やったことありますか？(笑)私の記憶では、なんとな～くダラダラやっていた気がします(私だけでしょうか？(汗))
日頃の忙しい生活の中で、運動する時間を確保するのは難しいですよね。ですが、ラジオ体操第一・第二ともに3分15秒！合わせて行っても6分半！
しかも、短い時間にまとめられていますが、それぞれ13種類ものエクササイズで構成されていて、ひととおり行うと、有酸素運動、筋トレ、ストレッチ、バランス運動と、総合的な運動ができる内容になっています。
きちんと行うと、脂肪の燃焼が促進し筋肉が鍛えられ、姿勢も整って血行もよくなり基礎代謝もアップ！やらない手はないですね！！
まだまだ暑い日が続きますので、体調管理をしっかりおこなって夏を乗り切りましょう！！
